2019年11月10日
町田・八王子・相模原



この写真は昨日(11/9)法政大学で開催された第35回多摩シンポジウム”開かれた知と学び~地域まるごとキャンパス~”市民×自治体×大学の「協働」を傍聴した様子です。
田中優子総長のビデオメッセージに始まり、第一部は町田・八王子・相模原、各々の副市長、第二部は地域からの事例紹介がありました。
第一部では、町田はモノレール延伸をテコに、八王子は中核市効果による地域特性を生かした、相模原は他の二市に続いて法政大学との包括連携協定締結を前向きに考えた市民目線による、まちづくりに取り組んでいくといった三市の発表がありました。
第二部では各団体・組織からでしたが、特に八王子市保健生協の発表は実践を踏まえた説得力のあるものでした。
大学生に何を望むというよりは、大学生に対して、どんな形で協力していけるのかを市民として地域として考えていくことが求められている時代だと思いました。
2019年11月06日
渋谷はさすが!

アップした画像は、昨日(11月5日)新宿の全労済ホールで開催されたシンポジウム「孤立する都市から共創するまちへ」に登壇された方々のプロフィールです。
いずれもスゴイ人たち人たちでした。
どうせ、在り来たりでツマラナイ話しだろうが、暇だから行ってみよう位の気持ちでしたが、特に、渋谷区長の長谷部さんやサイボウズ社長の青野さんのお話には惹きこまれました。
「ちがいをちからに変える街」とHPに打ち出した渋谷区。
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/
ただ昔が良かった的な発想(自分たちはの良さだけに目を向ける発想)とは全く違います。ハロウィンや再開発だけを話題にしているのは、もったいないと思います。
職種がやや特異というものの、従業員の多様な働き方を認めた結果、離職率が下がり逆に売り上げを伸ばしたサイボウズ社。
https://cybozu.co.jp/company/work-style/
育て上げネットの工藤理事長など第二部の話も含めて、実に意義深い内容でした。
全体を通じて特に印象的だったのは、多少自己流の解釈になるかも知れませんが、「課題解決を図る場合に、”今の状態だけで手を打とうとするのではなく、価値を付加していくための多様な考え方を打ち出す”ことの大切さを指摘された点です。
ICTの更なる活用と寛容な精神の重要性にも説得力がありました。